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ご自宅の外壁は大丈夫?窯業系サイディングの特徴と劣化症状

2023.06.02
こんにちは。ガイソー安城店の奥田です。

今回は窯業系サイディングの特徴とその劣化症状について紹介します。

特徴

外壁材には窯業系サイディングやモルタル、トタン、ALCなどさまざまな種類があります。
その中でも窯業系サイディングというのは現在日本において最も多く使用されている外壁材となっています。

石膏やセメントを混ぜ合わせて作られているので、強度は高いですが、外壁材自体に防水性能はなく、塗膜の防水が切れると劣化が早いという特徴があります。

メリット・デメリット

窯業系サイディングのメリット
①防火性・耐震性に優れている
セメントが使用されており、火に強く、防火性に優れています。また、モルタル壁と比較すると重量が半分以下であり、揺れの負担を軽減することができます。
②デザインのバリエーションが豊富
和風や洋風、石目調、木目調などバリエーションが豊富。
③コストパフォーマンスに優れている
④施工期間が短く、品質が安定している。
工場で製造されているため、現場での工期が短縮でき、仕上がりにムラがない。

窯業系サイディングのデメリット
①外壁材自体には防水性能がない。
②蓄熱性が高い
③コーキングのメンテナンスが必要
外壁材は太陽熱によって膨張収縮を繰り返します。コーキングはその緩衝材としての役割や防水の役割を果たしています。しかし紫外線や経年劣化によって劣化してしまうとその役割が果たせなくなり、雨漏りの原因になってしまったり、外壁材を傷めてしまうので、メンテナンスが必要になります。

窯業系サイディングの劣化症状1

コーキングの劣化
コーキングは紫外線などの影響で劣化します。劣化すると柔軟性や弾性が失われてしまい、外壁材の動きに対応できずひび割れが発生する。ひび割れを放置すると防水効果が低下し、雨漏りの原因になります。
カビ・コケの発生
外壁材自体は水を吸いやすい性質ですので、雨水などの水分を外壁材が吸ってしまっている状態になるとカビ・コケが発生する可能性が高くなる。

窯業系サイディングの劣化症状2

チョーキング
紫外線劣化によって塗膜が粉を吹いてしまっている状態。光沢が失われるだけではなく、防水性も失われています。
浮き・反り
塗膜の防水が切れることで、外壁材が水を吸ったり、乾燥したりを繰り返すうちに浮き上がり、反ってくる。
窯業系サイディングの塗装目安は7~8年と言われています。少し早いように感じるかもしれませんが、塗膜の防水が切れると劣化の進行が早まるので、早めのメンテナンスが重要です。

ガイソー安城店では、無料診断、お見積もり行っておりますので、何か心配事やご不明点ございましたらお気軽にガイソー安城店までご連絡下さい。

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