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窯業系サイディングのデザインをそのまま残した塗装を希望される場合の注意点について クリア塗装のメリット・デメリット

2020.11.17

新築時の外壁をそのままに、塗装によるメンテナンスをすためには。

おはようございます。ガイソー安城店の岡です。
外壁のメンテナンスのご相談の中で、今の外壁の柄が気に入っているのでクリア塗装でお願いしたいというお客様が多くいらっしゃいます。
最近の窯業系サイディングは意匠性が高く、外観がおしゃれな家が多いです。
石柄、タイル、レンガ、木目などなどお住まいのこだわりが出ますよね。
メンテナンスで塗りつぶすのは嫌、でもメンテナンスをしなければいけない。
そんなお客様にとってクリア塗装はまさにピッタリな気がしますね。
でもクリア塗装を行うには、少し高いハードルがあるのです。

まずはクリア塗装のメリットとデメリットから知りましょう

クリア塗装を行うメリット
クリアー塗装にすることでのメリット
①外壁のデザイン性を保てる
 クリア塗装は無色透明のため、外壁の色や柄を生かしたまま塗装が出来ます。
②外壁に艶が出る
 外壁に光沢を与えます。クリア塗装の種類によって光沢感は「艶あり」「5分艶」「艶消し」もしくは「3分艶」から選べます。
クリア塗装のデメリット
クリア塗装を選択する際のデメリットも知っておくことが大切です。
①コーキング部分には塗れない
 サイディングボードの目地などに打ってあるコーキングの上にクリア塗装をしてしまうと、塗膜の汚染や剥がれ、割れを起こすことがります。
②補修跡や汚れキズなどが目立つ可能性がある
 クリア塗装は透明なため、外壁自体にヒビや割れ、補修した跡などがあるとそのまま見えてしまいます。

透明テープによる外壁調査

劣化が起きる前に塗り替えることが大事
日本窯業外装材協会による『窯業系サイディング維持管理のしおり』の中で、塗り替えは5年以上経過したら実施してくださいと明示してあります。
5年経過後の早い時期に塗り替えが必要となり、時期が遅くなるとチョーキングなどの影響でクリア塗装が不可となってしまいます。

築5年で外壁のメンテナンスをとお考えの方は少ないと思ういます。
実際メンテナンスのご相談にお見えになるのは、早くても築10年を過ぎたころ。
できるだけお客様の意向に沿ったご提案をしたいのですが、外壁の状態や下地の状態、塗料との相性などさまざまな観点からお勧めできない場合もあります。
今の外壁デザインをそのまま残したクリア塗装でのメンテナンスをお考えの場合、5年を過ぎたころにはメンテナスをおすすめします。
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