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ガイソー安城店

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ベランダの排水、詰まると終わり。

2025.02.17

こんにちは(^^♪
ガイソー安城店の外山です。

バレンタインデーも超え、2月も半ばとなりましたが、まだまだ寒いですね。


さて、皆さんのご自宅には、ベランダやパラペット屋根はありますか?
排水ドレンが詰まったりはしていませんか?

放置すると、大変なことになりますよ。

ドレンとは?


ドレンとはドレイン、ドレーンとも呼ばれていて、
一般的には雨水を排水するために屋根(屋上)やバルコニーの床などに設けられる
排水用の金物または部位を指します。

屋根(屋上)やバルコニーなどの防水面で受けた雨水を集めて
雨樋へと流す重要な役割を果たしていて、
漏水事故を防ぐ上で欠かすことができないものです。

しかし何らかの原因でドレンに不具合が発生すると、
円滑に雨水を排水することができなくなって
室内に漏水してしまうことがあります。

恐ろしいですね。

ドレンが詰まる原因…


ベランダや屋根(屋上)の床面には水勾配が付けられていたり、
排水溝が設けられていたりしていて、
ベランダや屋根(屋上)に降った雨水はドレンに集まるようになっています。

そのためドレンの周囲にはどうしてもゴミが溜まりやすくなり、
ドレンが詰まる原因になります。
ベランダのドレンに詰まるゴミには、次のようなものがあります。

・洗濯物に付着していたゴミ
(ベランダに洗濯物を干す際に付着していたゴミや糸くずなどが落ちて排水口にたまる)

・埃
(風によって運ばれてきたものなど)

・落ち葉や木の枝
(近くに林や公園がある場合や庭の植栽から飛んできたものなど)

・砂や土
(ベランダにプランターや植木鉢などを置いている場合は特に注意が必要)


ドレン周辺に溜まったゴミをそのまま放置しておくと
排水の流れが悪くなります。
そして大雨が降ればベランダに一時的に水が溜まって水位が上がり、
ベランダの掃き出し窓の下端から
建物内部に雨水が侵入してしまうことにもなりかねません。

したがって、ドレン周辺にはゴミや落ち葉などがない様に
常に綺麗にしておくことが大切です。

また、ドレン周りは防水工事の施工不良が
発生しやすい場所でもあるので、
定期的な点検が不可欠といえます。

詰まりの解消方法は?


ドレンには、通常詰まりの原因となる異物を
配管に流さないようにするため網状のカバー(ストレーナー)が付いていますが、
そこに落ち葉やゴミなどの異物が溜まってしまうと
雨水の排水が悪くなり、
雨漏りの原因になることがあります。

また、溜まった砂埃を放置しておくと、
コケや雑草が生えて、防水層を傷める原因にもなります。

したがって時々ストレーナーからゴミを取り除くことが大切です。

特にベランダにプランターや植木鉢などを置いている場合には、
プランターや植木鉢からの土や落ち葉が
ドレンの詰まりの原因になるので、
こまめなドレンの掃除が必要になります。

さらにドレンに接続している雨樋も
定期的に清掃することをおすすめします。

その際には家庭用の高圧洗浄機を使って洗浄するほか、
パイプクリーナーを使用して掃除するのも効果的です。

長いワイヤーをドレンから雨樋に差し込み、
ぐりぐり回転させて詰まっている異物を取り除きます。
尚、家庭用高圧洗浄機、パイプクリーナーともに
ホームセンターで購入することが可能です。

そしてドレンにストレーナーがない場合には、
異物が雨樋の中に入ってしまって
雨樋が詰まってしまうことにもなりかねません。

雨樋の詰まりの原因は
「ドレンから入ったゴルフボール」だった
ということも珍しくないので、注意が必要です。

ストレーナーの掃除が面倒だからという理由で
ストレーナーを取り外してしまっているのを時々目にしますが、
絶対にやめましょう(`´)

また万が一のことを考えて、
オーバーフロー管を設置しておく方法があります。

オーバーフロー管とは、
ドレインが詰まった時に、ベランダのサッシ周りなどから
建物内部に雨水が侵入しないように
屋外に排出する役割があり、
ベランダのサッシの下端よりも低い位置の外壁に
穴を開けて設置します。

最近のゲリラ豪雨で排水が間に合わず、
サッシの下端よりも、高い位置まで雨水が溜まってしまうのを
避けるための最後の砦として非常に有効です。

近年の新築住宅には
オーバーフロー管が設置されていることがほとんどですが、
築年数の古い建物には設置されていないことが多いので、
最悪の事態に備えて設置しておくと安心です。

ただし後からオーバーフロー管を設置する場合には、
防水工事が必要になります。

まとめ


ベランダや屋根(屋上)では、
枯れ葉や落ち葉、砂、ゴミといった
雨水以外のものも雨水と一緒に排水口に流されるので、
詰まったり排水が妨げられたりしがちです。

そのような不測の事態でも
屋内に雨水を侵入させることなく排水できるように、
できれば複数(2箇所以上)のドレンを
設置しておくのがベストといえます。

また、ドレン周りの清掃は
定期的に行うことが非常に重要です。

ドレンの詰まりは雨漏りの原因になり、
雨漏りが発生すると
構造躯体の腐蝕やシロアリ被害の発生にも
繋がってしまいます。

そうなってしまうと、修理するにも高額な費用がかかります。

日頃から、雨風や紫外線の影響を受けるベランダや屋根(屋上)には、
常に大きな負担がかかっているのを
忘れてはいけません。

点検・清掃をこまめに行い、
清掃で解決できない時(ドレイン周りの防水層の劣化等)には
早めに専門業者に修理を依頼するようにしましょう。

ガイソー安城店にお任せください(^^♪

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