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外壁のチョーキング チョーキングはなぜ起きるのか?原因と対処法

2021.02.12

外壁を触るとなぜチョークのような粉が付くのか

おはようございます。ガイソー安城店の岡です。
本日のブログは、現地での調査に同行し写真を撮影する際に私自身が体験したり、不思議に思い聞いたり調べたりしたことを書きます。
今回はチョーキングです。
写真のように手に白い粉が付着している状態ですが、白い粉以外にも外壁と同じ色の粉が付着する場合もあります。

外壁のチョーキング「白亜化」現象はなぜ起きるのか

紫外線や雨風による塗料の劣化によって生じる。
辞書によるとチョーキングとは「塗装表面が紫外線・熱・水分・風などにより表層樹脂が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョークのような粉上になって現われる現象や状態」とあります。
外壁においてもチョーキングとは「塗料に含まれている顔料が外壁の表面に粉のように現れる状態を言います。
チョーキングが起きる主な原因は
〇太陽からの熱や紫外線。
〇雨風による劣化
などです。
塗料の成分は大きく分けて「展色剤」「顔料」「添加剤」「溶媒」の4つに分かれています。
〇展色剤
塗料の主成分、主に樹脂もしくは油、顔料成分を均等に分散、付着させ色彩を維持させる。
〇顔料
塗料の色を決める要素で、色味を決定する成分。
〇添加剤
増粘剤や可塑剤といった塗料施に必要な硬さや柔らかさを調整したり、防腐剤などの塗料に必要な性能もある。
〇溶媒(溶剤)
顔料と樹脂を液状に溶かし、かつ塗布後に蒸発する成分。
これらを混ぜ合わせたものが塗料となるわけですが、紫外線や雨風の影響で結合力がなくなってくる、塗膜上に付着しただけの状態となった顔料がチョークの粉のように手や服に付着します。

チョーキングを発見したら

窯業系サイディングは、新築時の塗装は工場塗装で安定していますが、経年で紫外線の当たりやすい場所では樹脂結合が傷んでチョーキング現象が発生してしまいます。モルタルよりさらに防水機能が重要な窯業系サイディング材は、早め早めの塗り替えを意識してください。
チョーキングはお客様ご自身でも確かめやすい劣化になりますので、まずは日の当たりやすい南側の外壁を指で触ってみて下さい。その他にも外壁自体が退色していたり、粉上のものが飛んでいたりしたら劣化が進行している状態ですので、一度お問合せください。
ガイソー安城店まで!!
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