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ガイソー安城店

ブログ

安城市屋根瓦について!

2020.11.25
こんにちは!ガイソー安城店日野です。
今日は日本瓦の中でも最も使用される頻度の高い『平板』を例に、日本瓦の種類についてお話しします。日本瓦の種類を分ける方法は、主に2通りあります。
{形による種類分け}
『J型・和型』
一般の方がまず頭に浮かぶ日本瓦がJ型・和型です。JはジャパンのJを意味します。日本人にとって一番馴染みの深い瓦の形ではないでしょうか。
『F型 平型』
J型・和型の曲面を平面、つまりフラットにしたものがF型・平型と呼ばれます。FはフラットのFです。和風の中にも、お洒落なイメージを持ち、洋風の雰囲気を醸し出しています。
『S型・スパニッシュ瓦』
S型・スパニッシュ瓦は、大きく波打った形の瓦です。Sはスパニッシュ、つまりはスペインを意味し、西洋風の住宅に、マッチします。波目に斜いているのが特徴となります。
{表面の処理による種類分け}
『釉薬瓦』
瓦の材料である粘土を瓦の形に成形して乾燥させた後、ガラス質の釉薬を塗って、焼いた瓦を釉薬瓦といいます。表面に塗る釉薬の成分によって、表面が赤や青など、さまざまな色彩に変化します。
『無釉薬瓦』
釉薬を全く使用せずに焼き上げた瓦を無釉薬瓦といいます。その中でも最もポピュラーなのがいぶし瓦です。いぶし瓦のいぶしは、煙で[いぶす]を意味しています。焼き上げる最後の工程で[いぶす]ことによって、瓦の表面に炭素の膜ができ、日本瓦独特の風合いを持つ[いぶし瓦]が出来上がります。
本日は日本瓦の種類について説明させて頂きありがとうございました!